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生類憐れみの令

 犬と猫は愛玩動物の代表なのだけども、だいたいにおいて、人の好みは犬派か猫派に分かれる。犬も猫もどっちも大好きだ、という人はあまりいない気がする。
 
 それでは、わたしはどちらなのかというと、断然、猫が好きなのである。わたしは「命あるもの」を束縛するのが嫌いなたちなので、猫の気ままな生活を眺めているほうが気が休まる。猫の気ままな姿を見ていると、自分までもが自由な心持になれる。
 そんなものだから、反対に、わたしは犬を見ていると、ちょっと可愛そうな気持ちになってしまうのである。あまりに人間の言うことを聞き過ぎるので、なんだか気の毒になってしまう。なぜ、あんなに人間の言うことを聞くのだろう。人間なんてたいして偉くもないのだ! 人間のほうが犬の謙虚さを見習うべきだと思う。
 
 わたしは、あまり威張りたくないほうだ。
 相手が犬だからといって、「待て!」とか「ハウス!」とか、偉そうには、とても言えない。
 「待て!」の代わりに、「少々お待ちいただけますか?」などと、か細い声でおずおずと言うほうがいい。それか、いっそのこと、待たなければならない理由を人のせいにして、「Aさん、まだかなぁ?」(腕時計をチラ見しながら)。
 「ハウス!」の代わりとしては、「そろそろ、お帰りになられたほうが・・・・」。いやいや、この言い回しでも、まだ、わたしの心にはシコリが残ってしまう。もっと婉曲な言い回しで、しかもフレンドリーに、「(時計をチラっと眺めつつ)あらっ、もうこんな時間! 終電は大丈夫ですか?」。

 そんななのであるから、犬とのコミュニケーションは、きっと、こうなってしまうだろう。

 お座り → (犬に席を譲って)どうぞ、お掛けになって
 お手  → 握手しませんか?
 お代わり→ なんかヘンですけど、もう一回、握手しませんか?
 待て  → (腕時計をチラ見しながら)Aさん、まだかなぁ?
 よし  → 先に食べましょうか? Aさん来ないし・・・・。
 ハウス → あらっ、もうこんな時間! 終電は大丈夫ですか? 
 伏せ  → (犬をかばいながら)危ない!
 お回り → 独楽になりませんか?
 ジャンプ→ あっ、ウンコ踏みましたよ!
 チンチン→ 露出って、すばらしいですよね。
 
 百年後の歴史の教科書には、犬将軍として、わたしの名が載っているはずだ(ごめんね、綱吉)。
 万が一、犬将軍として載らなかったとしても、せめて「犬を連れた奇人」ぐらいの名では、載っていることだろう(そのくらいは許せ、綱吉)。

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2007.07.28 | Comments(0) | Trackback(0) | 今日のMASARU

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