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輪郭

 寄せては返す波のために、海と陸の境界は、常に定かならぬものだ。どこからが海で、どこからが陸なのか?
 人にしても同じことで、内と外の境界は常に変化していて、人は、どの瞬間をとってみても、「見知ったばかりの自分」「見慣れぬ自分」を生きていかなければならない。
 自分というものが、「定かなもの」「わかりきったもの」であるなら、いちいち自分について考えたりなどしない。人は、わからないことについてしか考えないのだ。
 輪郭の内側が自分だということは知っている。でも、知っているのは、それだけだ。輪郭そのものについては、まるで何も知らない。

 輪郭は、常に変わり続ける。
 見慣れぬ自分の輪郭を見て、困惑する。
 ひどいときには、狼狽する。

 うねり動く輪郭の内側に「静けさ」が見当たらないのは、当然といえば当然だと思った。

 

 
 

 

 

 
 

 

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2007.08.08 | Comments(0) | Trackback(0) | 今日のMASARU

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