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廃人の詩

 久しぶりに日記を書こうと思い立ったのである。
 ずいぶんと長い期間放置してしまった。こんなに無精になってしまったのは、冬のせいだと、わたしは鈍くなった頭で考えている。冬の寒さが心身に応える。冬はわたしを骨抜きにしてしまう。「この男は骨なしで食べやすい!」と、食人鬼のハンニバルには喜んでもらえようが・・・・・。

 廃人のような生活なのである。なぜなら、冬だから・・・・・。寒いから・・・・・。
 廃人のような生活を続けていると、ついには、正真正銘、ほんとの廃人の生活になってしまいそうなので、そうならないうちに何か手を打たねばと思うのだけど、鈍くなった頭に何かよい方策が浮かぶわけもなく、ただただ、「あぁぁぁ~」とか「うぅぅぅ~」とか、わけの分からない呻きだけが頭のなかに聞こえてくるのみである。

 暗く内向しているそんなわたしの心の内とは反対に、外の世界では、クリスマスの足音が近づいてくるというので、ずいぶんと賑々しい。そして、その賑々しさが、独り身のわたしにとっては、とっても恐ろしい!
 そんなに賑やかで楽しそうな世界に身を置いてしまうと、にわかに自分自身のマイナスがクローズアップされてくるのである。一面記事の見出しみたいな、でっかい恐ろしい警鐘が、わたしの弱い心をねじ伏せてくる! なんで離婚されたのだろう、とか、なんでフラれたのだろう、とか・・・・。相手に選ばれないのには、しかるべき理由があって、きっとわたしには人間的な価値が乏しいのに違いない。あのとき、このとき、そのとき、・・・・わたしは、悪い意味で、アホでした・・・・。などと、暗い悔恨に苛まれるのである。

 外に出るのが恐ろしい。どこに行っても、ウキウキのクリスマスソングが流れている。クリスマスソングを耳で聞きながら、心の内では葬送曲を聴いている、我が心の狭さよ!

 ぬをぉぉぉ~~!
 世界中のもみの木を、ぜんぶ門松にすげ替えたい!

 今年のクリスマスは、「人間失格」でも読んで、人間の合格ラインがどのへんなのかを、つぶさに研究しようと思っている。
 来年こそは人間になるのだ!
 




 
 
 

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2008.12.20 | Comments(7) | Trackback(0) | 今日のMASARU

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川部賢

Author:川部賢
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